筋肉増強剤ステロイドとは
筋肉増強剤やステロイドというと、多くの人が思い浮かべるのがサプリメントの プロテインというイメージがありますが、実はそれは大きな間違いです。 なぜならプロテインとは、たんぱく質のことだからです。たんぱく質を英語で言うと プロテインなのです。 そして、プロテインサプリメントとは、栄養補助食品のことで、大豆や卵、牛乳など の自然の食材より、たんぱく質を分離させて抽出した物です。 プロテインサプリメントは筋肉作りをするために効率よく栄養を摂取できる便利な物 ですが筋肉を劇的に増強する薬ではありません。 その証拠にプロテインは薬ではないのでスポーツ用品店などで誰でも簡単に購入する ことができますよね。それは薬ではなく栄養補助食品だからです。 筋肉増強剤と呼ばれているステロイドは、蛋白同化ホルモン剤です。これはスポーツ 用品店では買うことはできません。ちなみに薬局でも販売されていませんので購入する 事はできません。 ホルモンというのは本来人間の体で自然に作られ分泌されるもので男性なら男らしく 筋肉質にする男性ホルモン。女性なら女性らしい丸みのある身体にする女性ホルモン などがありますが、ステロイドは男性ホルモンに極めて近い人工的に作られた ホルモン剤です。 人工的に作られた筋肉増強剤のステロイドは蛋白同化作用の効果により、たんぱく質 を筋肉に合成し不自然ともいえるほど筋肉が劇的に大きくなります。 本来ステロイドは医療の分野で病気などで手術の必要があるが、その手術に耐える事 のできないぐらい体力が弱っている人など一時的に体力を上げるためなど医療用に 使われます。 しかし、ステロイドの使用は副作用がとても大きく、必要以上に長期に使用すると体に 取り返しのつかない障害を残してしまいます。場合によっては死に至ることもある危険 な薬物です。 ステロイドがスポーツ界で、禁止されているのは、ナチュラルではないためフェア ではないこともありますが、スポーツ選手の健康を損なうからというからという理由 もあります。 筋肉増強剤などのドーピングが発覚すると記録の剥奪やスポーツ界からの永遠追放と いった厳しい処分がくだされます。ステロイドに手を出すとその代償は取り返しの できないとても大きなものとなってしまいます。 なので、目先だけの効果のために絶対に使用してはいけません。
筋肉増強剤による副作用
筋肉増強剤の使用による副作用は体のホルモンバランスが大きく崩れるため 男性の場合、ハゲの進行、男性なのに乳房が大きくなる女性化乳房症などがあります。 女性の場合、男性化の症状が出て声が低くなる、ヒゲが生える、体毛が濃くなる、生理が 止まるといった症状が出ます。また奇形児が生まれる確立が高くなるといった深刻な 問題もあります。 男女共通する副作用では、悪心や感情の抑制がきかなくなる精神異常、末端肥大症 または、心臓肥大、ガン、肝臓機能の障害などの命にかかわる副作用があります。
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筋肉トレーニングとは、通称筋トレもしくはウェイトトレーニングと言われています。トレーニングにはバーベルやダンベルそしてトレーニングマシンなどの重量物で、筋肉に日常の生活ではかからないような負荷を与え筋肉を肥大化(大きく)するトレーニング方法です。